山下達郎 70年代の名盤たち
やっぱりこの人のこと書かなきゃいけませんよね。
1980年。マクセルのTVコマーシャルで Ride On Timeを聴いた時から、70年代の彼を後追いすることになりました。日本人離れした感覚、夢中になりました。
洋楽知識が豊富で、勉強させてもらったファンの方も多いと思います。私もドゥーワップ、フィリーソウル、ビーチボーイズやラスカルズ、みんな彼に教えてもらいました。
とりとめなくなりそうで、名曲ぞろいの70年代のアルバムを、発表順に簡単に紹介させていただきます。
Songs(1975)
故大滝詠一氏と達郎がプロデュース、アレンジは達郎
名曲 Down Town を含む今の時代にも通用するポップスのオンパレード
Niagara Triangle Vol.1(1976)
大滝氏 伊藤銀次 達郎によるコラボ盤
ソロ時代
Circus Town (1976)「イーライと13番目の懺悔」のチャーリー・カレロをプロデューサーに指名(A面)
Spacy(1977)
前作の学びを生かした華麗な統一感のある作品
It's a poppin' time(1978)
スタジオ録音含むライブ2枚組
Go Ahead (1978)
ポップな要素が出てきたが、レベルの高いバラエティに富んだ内容。高校時代一番聴いたかも
Moon Glow (1979)
前作のバランス感を受け継ぎながら、よりライトなサウンド
吉田美奈子(作詞)との共作による名曲が多いのもこの時代の特徴です。この後彼は、シングルRide on time でブレイクし(シングルバージョンが良い)、新たな時代へ突入していきます。
山下達郎という人を一言で表すと「意志の人」かな...と思います。この強靭な意志が、成功を導いたのだと...