あんしぇんぬのブログ

古いことを意味するフランス語のancienne 。流行には敏感じゃないけど、こだわりは強いaround fifty。ブログ内ではアーティストの敬称は略させていただきます。

竹内まりや PLASTIC LOVE


Maria Takeuchi 竹内 まりや Plastic Love

 ここ数年、YouTube動画で音楽を聴くことが多いのですが、竹内まりやのPlasticLoveという曲のextended versionをたまたま聴いたところ、視聴回数が何百万回と表示されているのに気づきました。

この普通バージョンは、1984年の彼女のアルバム VARIETY に収録されています。

私の認識では、ヒット曲でもなく、一般的にはあまり知られていないマイナーなイメージだったので、???と思ったら、コメントも何千件もあります。開いて見たらほとんど英語のコメント。外国人がコメント書いてるんです。これって、いったいどういう事?と思って調べてみました。 

去年の秋からCSドラマの主題歌で使用されているとのこと。でも外国人見ないよなあと、さらに調べたら、ネットに弱い私でもなんとか理解できました。 

ネットの世界では、ネットレーベルなるものが存在するそうです。複数のレーベル、複数のアーティスト(DJ?)が存在するわけです。その世界では、昔のディスコミュージック等をサンプリングなどして作られた楽曲が人気のようです。80年代のJポップなども素材としてよく使われていて、そんな状況の下、 Plastic Love が評判になったという事みたいです...

断っておきますが、私は昔からこの曲が大好きなんです。何十年経った今でも、見事な曲だと思っています。しかし、私はこの曲を聴くと、ある複雑な思いにかられます。彼女の楽曲の中で、これは、異質な響きを放っています。

メロディーのテイストは、どちらかというと山下達郎。というか山下達郎そのものです。昔からの彼の音楽のリスナーが感じる共通の思いでしょう。彼もライブでカバーしているし、達郎の曲と認識している方もいるかもしれません。

なぜこんな事が起こるのでしょう。

超常現象的に考えて、達郎の生霊が一時的にまりやにのり移った...?

科学的には説明できないけれど、人って何かから(人でも物でも)強く影響を受けると、その行動に変化が生じることは、否定できないですよね。作曲というクリエイティブな作業であるにもかかわらず、変化が生じた...?

とにかく、達郎が彼女に与えた影響は計り知れなかったに違いない、と推測するしかありません。 

 

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